体の意識を高める

体の意識を高める

「ヨガをやれば、体をもっと意識するようになり、ケガの予防にもつながります」

 

と言うのは、マサチューセッツ州のストックリッジでヨガとスポーツトレーニングを教える指導者。

 

彼は、体への意識を高めるために、ひとつのポーズを10〜20呼吸と長く維持することをアスリートたちにすすめる。
これによって、ケガをしていない時の体の感覚を知り、スポーツ中の「危険信号」(ケガの予兆となる痛みや不快感)に敏感になると彼は言う。

 

 

さらに、体への意識が高まると必要な筋肉だけを使い、必要ではない筋肉をリラックスさせる方法を学ぶことができる。

 

「耐久力が必要なスポーツでは、もっとも効率的なフォームを作る必要があります」

 

とヨガ講師でトライアスロンのコーチは言う。

 

「肘を肩まで上げて走るのは非効率です。長時間の運動に備えてエネルギーをセーブすべきです」

 

意識を高める練習法として、ランジで立ち、体をスキャンすることをすすめる。
もし肩や首の筋肉を使っているなら、力を抜く練習をする。
そうすれば、実戦でもこの方法を繰り返すことができるようになる。

 

 

カリフォルニア州バークレー在住のアマチュアの長距離サイクリストは、ヨガを通じて自己スキャンを学ぶことの恩恵は大きいと指摘する。

 

「自転車に乗って5時間、15時間、あるいは25時間もの間、不必要に緊張を強いるのは際限のないトラブルにつながり、「DNF(did not finishの省略形=完走せず)」で終わる事にもなります。
自転車に乗っている時、私は絶えず体調を自己診断します。
それは自動車の運転で、道路の前方やミラーやスピードメーターなどを確かめる習慣と似ています。
しかし、この自己診断は自分の体を内側からチェックする、内面監視の習慣なのです」

 

 

 

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